差し歯の治療法

初診

まずは歯科医院で相談しましょう。
完全予約制の医院では直接来院されてもご診察できないことがあります。

カウンセリング

治療方法・回数・費用などの説明を受けます。
(痛みのある患者様は応急処置後痛みがなくなってから説明することがあります)
急な予約の患者様や治療本数の多い患者様は充分説明できない場合もございますので、何回かに分けて説明する場合があります。

検査

視診・触診・打診・エックス線診査などで、歯やその周りの状態を調べます。

虫歯治療

虫歯があった場合、治療をしてお口の中をきれいな状態にしてから次のステップへと進みます。

差し歯の土台(コア)作成

歯の神経まで虫歯が進行している場合や、歯が大きく欠けてしまっている場合は、神経の治療をした後、歯の根の部分に土台を入れます。
土台(コア)は主に金属で作成しますが、歯と同じような色のファイバーコアで作ることもできますので、ご相談下さい。ファイバーコアは、時間が経っても歯と歯肉の境目が黒くなることもなく、とても美しい仕上がりになります。
金属アレルギーが心配な方へも、丁寧に施術内容のご説明・ご案内をさせていただきます。

印象採得(型どり)

土台(コア)を入れて形を整えたら、差し歯(さし歯)の型をとります。保険治療の型取りはアルジネートというものを使っていましたが、精密審美治療を行う際はシリコーン 「3Mインプリント2」 (←アメリカの審美歯科で一番用いられている) で精密な型取りを行います。

歯の色の測定

シェードガイドという色見本や、シェードアイという色彩測定器を用いて歯の色を測定します。保険の差し歯の材質はプラスチックなので、色の種類に限りがあ り、時間が経つと変色してしまいますが、セラミックの差し歯は微妙な色も表現することができ、ご自分の歯にぴったりの色で作ることができます。また、何年 経っても変色しません。

仮歯

型をとった後、差し歯が完成するまでの間は、仮歯を入れますので、歯がない状態で過ごすことはありません。

技工作業

型をもとに、歯科技工所で差し歯(さし歯)を作成します。技工士さんの腕によって仕上がりが左右されます。

 

差し歯の装着

出来上がった差し歯は、かみ合わせを調整した後、セメントでしっかりとつけます。

 

メンテナンス

差し歯を長持ちさせるには、正しい歯の磨き方を習い、定期的に、検診に来院なさることをおすすめします。

保証制度

セラミッククラウンなどの自費治療では、保証書を発行している医院もあります。 各医院により、保証期間や内容に違いがあるので、よく説明を受けてください。